早速インストールしてみましたが、新規のインストールでは、特に致命的な問題も無く動いている模様。
ナイトリービルドをダウンロードすると英語版となりますが、subversionのリポジトリからexportして自前でmakeすれば日本語版のパッケージを入手することも可能です(もともとログインユーザーごとに言語設定できるので、大きな違いではないのですが)。MTのパッケージのmakeについては、こちらに解説があります。
Movable Type Open Source - MovableType.org - Home for the MT Community
Anil Dashの、これまでのMovable Typeの歩みと、オープンソースにいたるまでの経緯についての記事が公開されています。興味深いので、あとでゆっくり読みたいと思います。英語ですが頑張ります。iKnow。
記事の最後、MTOSについての簡単なFAQがあったので、雑ですが訳してみました。
- MTOSには、Movable Type 4.0 の全ての機能が含まれています。さらに、細かい追加機能やバグフィックスを含みます。
- MT4で動作する全てのプラグイン、テーマ、テンプレート、デザイン、そしてAPIは、MTOSで動作します。MTOSは、また、memcachedのような他のSix Apart製のオープンソース技術と連携します。
- MTOSは、ビルトインの機能だけで、無制限のブログの運用、無制限のユーザーの登録、OpenIDでのサインインが可能です。MTOSは、プラグインを必要とせずこれらの要件を満たせる、唯一のオープンソースのブログツールの一つです。
- 商用ライセンスのMovable Type にお金を払った人には、技術サポートや、プラグインやテーマなどのカスタムのアドオンを通じて、更なる利益を還元していきます。
- MTOSは、私たちが販売するMTプラットフォームの上位にあたる、Enterprise SolutionやCommunity Solution、個人、商用ライセンスのような、技術サポートを含む有償のソフトウェア製品に補完されています。
- MTOSのコードを取得するための公開のSubversionリポジトリと、ナイトリービルドがあります。
- 公式の安定版がリリースされれば、movabletype.orgでも公開されるでしょう。
- あなたがMTOSプロジェクトとMTのコミュニティに貢献する手段は、movabletype.orgで見つけられるでしょう。
- MTOSのサポートは、コミュニティのメンバーによって提供されます(新しい Movable Type Wikiは、良いスタート地点です)。Six Apartからのプロフェッショナルなサポートを希望する場合、既存のMovable Type 製品の有償標準ライセンスを購入することが可能です。
- Movable Type Open Sourceは標準GPLライセンスの下にリリースされています。
- 私たちは、他のオープンソースプロジェクトでの、MTOSの全体または一部の再配布と再利用を、歓迎し、また、応援します。あなたが一緒に仕事をしたいなら、コンタクトください。
詳細は、こちらで確認してください、とのこと。