とても濃い三日間でした。

今回、チケットをPeatixで扱わせていただいたので、キックオフパーティーでは受付のサポートをしたりしつつ、2日目からは個人的に参加もして来ました。

キックオフパーティー and 受付



この規模のイベントでは初使用となるColorSync。一部の端末で動かないなどのトラブルもありましたが、概ねスムーズに入場していただけたと思います。受付よりも手前からチケット画面を表示されていた方の場合、「チケットを確認してないのでは」と思わるかも、と不安になるレベルのスムーズさでした。

ハッカソン



二日間、素敵な会場でもくもくとコード書いてました。やりたいことは大体決まっていたので、特にチームに参加などはしなかったのですが、周りの人と適度に情報交換や雑談などしつつ、いい感じで開発できました。屋上の隠れ家感も素敵でした。

作ったもの



QYARTSというwebサービスを作りました。説明が難しいのですが、メインにステップシーケンサーがあって楽曲を作成でき、チャットルーム的な感じでユーザーが参加すると、そのユーザーの端末から一部の音を、ちゃんと同期した状態で再生できる、というサービスです。シーケンサーのオーナーは、任意の音符の出力先を、自分のマシンorオーディエンスの誰かorオーディエンス全員から、などと割り振ることができる様になってます。アーティストが演奏している音の一部が客席のあちこちから鳴り出したらとても楽しいのではないかという、わりと単純な発想です。
WebAudioが使えるようになって、ネイティブアプリ不要でモバイルブラウザだけでこういった音の出るアプリが作れるようになって、とても楽しみが広がったように思います。

デバイスの会場内での位置を測定してパンできたらとか、ジャイロや加速度センサーでオーディエンスがその場でエフェクトを操作できるようにしたいとか、夢は広がりングだったのですが、いかんせん時間が足りず、かろうじてデモを動作させるのが精一杯でした。無念。
ステップシーケンサー部分の作成にかなり手間取ってしまい、音作りも何も出来ず、MIDIノートナンバー的なものを手入力するような仮UIのまま、デモ用の曲の仕込みをしているような有り様でした。そしてコレがさらなる悲劇を生むことに。。。

さすがにUIが酷くてまだコードもサイトも公開してません。できたらそのうち。

デモで盛大に音感のなさを露呈した



会場はかなりネットワークが混雑していて、ちゃんと同期が取れるかかなり不安だったのですが、その点では上手くいったと思います。ただ、デモ用に仕込んでおいた曲で、ベースとパッドの調がずれていたという大変恥ずかしいミスをやってしまい、顔から火が出るかと思いました。なぜ事前に気づかなかった。。。超テンパッて、同じ言い訳を二回言ってますね。

デモの様子はこちらで見れます。 http://www.ustream.tv/recorded/44140498/highlight/470673 恥ずかしいのでembedしません。

他の参加者の方の作品で気になったもの



Tokyo Tune Train // Music Hack Day Tokyo 2014 // Hacker League

音の聴かせ方が上手いなーと。

Singalong World // Music Hack Day Tokyo 2014 // Hacker League

初日の遅い時間にJSベースからiOSにピボットしているところを見ていたので、ここまで完成させたとはすごいです。アイデアも秀逸で素晴らしいです。

Synthesizer Server // Music Hack Day Tokyo 2014 // Hacker League

自分とは逆の発想。出音がかっこよかったです。

VoiceRemix! // Music Hack Day Tokyo 2014 // Hacker League

声をチョップするの大好きです。これは自分でもやりたい。WebRTC使ってその場で声を入力できるようにするとか、シンコペーション入れるとか。アイデアが広がります。

"Yeah, I only like their earlier stuff" // Music Hack Day Tokyo 2014 // Hacker League

デモ見てないですが、発想がすごく好きです。

感想



とても濃厚な3日間で、クッタクタになりましたが凄く楽しかったです!アレンジしてくれた福山さんやスタッフの皆さんに感謝です。

おしまい。